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がんの現場から
久野クリニック院長 久野則一

親父ががんになったとき
清水 和彦
がん.ふぉーらむ
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ガンフォーラム連載コラム

「がんの現場から」

著者 久野クリニック院長 久野則一
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【癌の予防や早期発見】
未だ問題は山積しています。癌そのものは、ある大きさになるまで、視覚で捕らえたり、血液で見つけることは困難です。従って、現在の癌の早期発見といって行っている癌検診はレントゲン、MRやPETなどの画像診断と種々の腫瘍マーカー等を使い、進行癌の早期発見に過ぎません。(中にはかなり早期に見つかるものもあり健康診断が大切です。)
一個の癌細胞は数年かけて100万個になって1mmになり更に数年かけて1億個で1cmになり画像診断や腫瘍マーカーの診断に引っ掛るようになります。
それまでは静かに潜行して、増殖や転移をしているのです。
免疫の働きが衰えて、変異細胞を止められなくなったときを癌の早期発見と考えると、今のところNK細胞活性やサイトカインの低下や、フリーラジカルの増加などから癌の早期発見を考えたいものです。近い将来もっと簡単に癌の早期発見が出来る方法が開発され、早期に対策が取れるようになると期待されます。

【現状で癌と言われたら】
現状で、癌の宣告、余命の宣告をされたら、生活習慣を見直し、問題に気付いたら、素直に反省し改善に取り組み、有益な細胞の活性化と、発癌因子の除去と癌細胞の自然死を誘導する方法を組み合わせて対処したいものです。運動や食事の工夫をすると共に、サプリメントなどで栄養のバランスを調整する事も考えたいものです。
血管新生の抑制、転移の抑制と直接癌を攻撃し、免疫を高める作用を持ち、腸内環境を整え血液循環を良くし免疫を上げると言った、様々な課題を考えそれに沿った日常生活の改善を心がけることが大切です。
とくに癌年齢が近づいたり、心配な状況になったら、早めに対処されることが大事です。
折角、遺伝子は進化し脳は巨大化して生存と生活の条件を高め、100差超えての“人生と言う旅”を充分楽しみうる時代になった訳ですから、知的財産を増やし、選択能力を高めた進化した成熟人の仲間入りをして旅を終わりたいものです。

平成18年01月06日
久野クリニック院長 久野則一
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