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がんの現場から
久野クリニック院長 久野則一

親父ががんになったとき
清水 和彦
がん.ふぉーらむ
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ガンフォーラム連載コラム

「がんの現場から」

著者 久野クリニック院長 久野則一
第一回 第二回 第三回 第四回 第五回

【好ましい生活習慣を考える】
私達の好ましい生活習慣を考えるに当たり、生命の起源から、人類の環境との適応の歴史を振りかえって見るとヒントが得られると思います。
特に、最強の生活習慣病である癌と付き合うには、進化した遺伝子と巨大化した脳が用意するシステムに好ましい生活習慣を考え、実践することが重要です。

【生命の起源】
大宇宙に46億年前、突然10個の隕石が衝突して融合して、小宇宙地球が出現しました。
やがて生命の起源であるDNAが現れ、核膜で保護し、ミトコンドリアと細胞膜で包んで同居した単細胞になり、生存の条件を良くするために多細胞群を形成し、さらに個々の細胞が役割分担する多機能多細胞群にまで発達し、行動範囲と生活の条件を変えるために皮膚で海水と共に包み込んだ多機能多細胞群が陸上生活を始めています。

【人類の登場】
さらに長い年月をかけて約400年前に微小宇宙である人類の祖先が現れ、約60面年前に現在の人類の直接の祖先であるホモサピエンス登場しています。
遺伝子は進化を続け、脳は巨大化しながら、その地の環境に適応出来た祖先が生き延びて、主に生存の条件と生活の条件を高める努力をしてきたと思われます。
日没で太陽の波動が途絶えると体内時計である視交差上核からの刺激で松果体からメラトニンが分泌され睡眠に入り、オーバーホールが始まります。日の出の30分前には太陽からの波動が届き、視交差上核からの支持がとれ脳下垂体、副腎系のホルモンが分泌され、目を覚まし活動を始めます。空腹を覚えると、空腹に耐え、生存の為に食べ物を求めて、四里四方を歩き回る生活体力を持ち、時に遭遇する危険には攻撃するか逃避するかの防御体力を鍛えていたと思われます。
そして人類は、行動範囲内で得られる食物を消化吸収できるように対応し、直接消化吸収における直接的なの栄養素と腸内に住む細菌が作ってくれる間接的な栄養素を取り入れ、生存し生活していたと思われます。

平成17年12月09日
久野クリニック院長 久野則一
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