「癌は・・・・・」

みかさん
「2002.10.4  掲示板より」
はじめまして。私は両親共に癌で亡くしました。
一昨年、母が腎臓癌で余命3ヶ月で逝きました。身近な人を亡くすのは初めてで、しかもその頃は癌=死というイメージがあり、毎日泣いていました。
毎日仕事と病院の往復、土日は一日中病院へ。その時できる限りの親孝行をしたつもりです。ただ、花嫁姿を見せられなかったのは残念でしたが・・・。
そして、やっと現実を受け止め、これから父、弟と3人で頑張っていこうと思い始めた矢先、今度は父が胃癌に。病院に行ったときには取りきれる状態ではなく、パイパス手術に留まりました。それをきいたときの私と弟のショックは計り知れないものです。
今まで病気一つしたことのない父が・・・。しかし、気丈な父は自分の意志であわない抗癌剤を拒否し、アガリスクを飲んだり、新聞で新しい治療を知っては主治医に聞いたりしていました。そして何より自営業だったので、自分の好きな仕事を最後の最後までしていました。
母の時とは違い、大分医学も進み、新聞でも癌の特集をくんでいるのをよくみました。そして世の中こんなにがん患者が多いのかと思いました。その為、父のときは悲観的にならず、むしろ今度は癌に勝ちたいと戦いました。
結果的に今年の五月に他界してしまいましたが、母の時以上に出来る限りの親孝行をしたので、悔いはありません。
そして、父の病状をしった時に絶対花嫁姿をみせたいと強く思い、あわただしかったのですが、今年四月に挙式し、父とバージンロードを歩くことができました。
仕事も忙しく、式の準備(もう自分しか動ける人間がいないので、全て自分で決め、自分で動いた)、介護とわれながら、よく頑張ったと思うし、何より父のことがなければ結婚しようなんて考えなかったと思います。
また、闘病生活を通して、本当に学ぶこと、知ったことが多かった。両親の闘病姿をみて、自分も後悔のない人生を送り、最後に悔いがないと言いたいと思ったし、両親がこんな苦しい病気にかかりながらも、弱音もはかず闘い、むしろ他人を気遣っていて、自分もちょっとやそっとじゃ弱音をはけないと思った。
こんな辛い経験をこの2年のうちにしかも若くして体験したので、この先なにがあっても乗り越えられる自信がつきました。
癌は大切な両親を奪った憎い病気ではありますが、また癌から教えられた、癌をしらなければ経験できなかったこともあり、これから自分の生涯の使命として何かしらこの病気に関われればと思います。
どなたか癌患者を支える会のようなものをご存知でしたら紹介願いますか?
一番楽しいはずの大学生活の半分を介護で過ごしてしまった現在大学4年の弟を守りつつ、後悔のないよう生きていこうと思っている27歳の主婦でした。